甲府クラフトラボ
2017冬
甲府市のお店、甲府クラフトラボの作品集を作りましょうとお話をいただいた。
クラフトラボというお店は、甲府市が手掛けるジュエリークラフトショップだ。
自分がメンバーになったのは1年以上前。
実はそろそろ終わりなのだ。
甲府市との契約が切れてしまう。
今更だけど、
このお店がどんな理由でココにオープンしたか、話します。
山梨はジュエリーの生産量日本一を誇る県で、甲府市には多数の加工職人が存在する。
しかし、その仕事のほとんどは大手からの下請けで、職人や技術にスポットが当たることは少ない。
だから職人自らブランドを立ち上げ、自ら店頭に立ち、作り手と買い手が顔をあわせることのできるこのお店が誕生したのである。
このお店からいろんなクリエーターを輩出し、地域ブランドを確立させ、オリオン通り周辺をジュエリークラフトエリアにする構想が甲府市にはあるのだ。
ちなみに今年の2月に『Rigel』というお店がオープンしたのだが、そこはお店から卒業したメンバーだ。
山梨に点在しているジュエリーやクラフトの魅力が今後もこのお店に集まり、より多くの人の目に触れ、地域の方が地元に目を向けるキッカケになってほしい。
ニューヨークで見た街並みも、トウキョウもかっこいい。
甲府だってそれに近いところは数多くある。
甲府に人がたくさん訪れ、このまちの魅力を再発見して、
もらえるようにMZKは今後もクリエーターとして頑張っていきたい。
今回の作品集はそんな気持ちで撮影した。
デザイナーやライターとも打ち合わせを繰り返し
やっと4月1日に発行できた。
ぜひお店に足を運んで作家と話してください。
そして作品集を見てください。